なかなか治らない口内炎、
一度検査をしてみませんか?
口腔外科とは?
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埋伏歯(親知らず)
埋まっている親知らず、斜めに生えた親知らずが痛む。また、周囲の歯肉が腫れて痛い。
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顎関節症
口を大きく開くことができない。あごを動かすと痛んだり、カクカクと関節の音が鳴ってしまう。
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口腔粘膜疾患(口内炎)
口の中に触れると、痛みを伴う小さなできものがある。口の中の粘膜が赤くただれてしまっている。
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良性腫瘍
お口の粘膜や歯ぐき、あごの骨などに腫瘍(できもの)があり、そこに痛みや刺激を感じることがある。
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舌痛症
炎症や潰瘍などが見当たらないのに、舌に 焼けるような痛みを感じたり、ピリピリと した痺れがある。
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外傷
事故で口の中に傷ができてしまった。転倒 して歯が抜けてしまった、グラグラする、など。
親知らずについて
親知らずは必ず抜歯をしなければいけないというわけではありません。
しかし、親知らずの生え方によっては歯磨きをきちんとすることが不可能な場合があります。この場合、将来的に虫歯や歯周病になってしまう可能性が非常に高くなってしまいます。
親知らずが骨の中に埋まっている場合でも、腫瘍や囊胞(のうほう)の原因となってしまうことがあります。このような場合には親知らずを抜かなくてはなりません。
また、親知らずが生えてくることによって歯並びが悪くなってしまうこともあり、歯並びが崩れてしまうのを防ぐために早期に親知らずを抜いておくことがあります。
口腔がんについて
なかなか治らない口内炎が実は口腔がんだったというケースもあります。
最初の症状としては口内炎と似ています。
目安としては2週間経過しても治らない口内炎は口腔がんの疑いがあり、その口内炎に痛みが伴っているとより疑いがかかります。
日本の口腔がん患者が急増しているのは実情です。
地方によっては自治体から検診の補助金もでます。
国外では口腔がん検診を義務付けている国もあるくらい口腔がんに対して懸念しております。
日本では口腔がん検診がまだあまり浸透しておらず、口腔がんで亡くなる方は年間で2万人と言われています。これは交通事故で亡くなられた方よりもはるかに多く、深刻な問題です。
そのため今、各拠点の大学病院を中心に口腔がんの撲滅運動をしております。
口腔がん検診で早期発見早期治療!
口腔がんの進行度合いを表すものとして、ステージ1〜4までと分けています。
ステージ1は早期発見段階なので、元の健康な口腔内の状態まで回復が見込めます。もちろんがんを切除しますが、普段の日常生活の質を落とさない程度で済む可能性が高いです。
当院としては口腔がん検診を年に1度は受けて頂く事をおすすめしています。 再初診で来院された患者さま、特に前回の来院から期間が空いた患者さまはお口の中を細かく診ております。
口腔がん検診について
当院では「口腔内蛍光観察装置」で早期に口腔がんを発見できる機器を導入しております。
また、毎回同じ場所にできる口内炎は口腔がんの可能性がありますので、「口腔内カメラ」で記録をして経過を見て判断いたします。
もし大学病院でも検診をご希望の方には紹介状も書きますのでお気軽にご相談ください。